https://note.com/batonplus1/n/n7a5e08b3e1e6
こんばんは。
企業で会社員をしながら、副業で仲間と林業会社を立ち上げ、主にPRを担当しています、みぽりんです。
今日は、いつもBATONPLUSの話をする際に、2番目に多く聞かれる「副業で起業って、どうやって働いているの？」という質問について、「役割分担」と「時間と場所」という観点からお話ししようと思います。
（マリさん・さちよさんはこの日はお休みでした）
株式会社BATONPLUSは北海道・東京・大阪と異なる土地に住み、地元で林業に携わる者・民間企業で働く者・木工デザイナーとして地域に関わる者で構成されており、バックグラウンドの異なるメンバーが集まっていることは前回お伝えしました。
世の中を見渡すと決してスタートアップは珍しくない中で、全員が副業として関わっている会社はそんなに多くないのではないでしょうか。
私たちBATONPLUSも課題は山積み、まだまだこれからではありますが、これまでの経験をお話しします。
目次
起業を経験したからこそ、得られたもの
それぞれの経験や強みを活かして、主に製造・営業・商品企画・デザイン開発・広報・WEBコミュニケーション といった役割を私たちは”責任者”として定めてはいますが、8人という少人数のため明確に担当を分けてしまわずに、相談事項は全員で共有し、お互いに意見を出し合いながら意思決定をしています。
スタートアップのため、当然取引先はゼロから開拓していかなければならず、とても担当一人ではカバーしきれないために全員がチャンスを手繰り寄せてくることが求められます。
一般的な組織での仕事でも同じく求められることではありますが、少数である分、より一層一人ひとりが守備範囲を越えて動くよう心がけていますし、そのためにも会社全体の状況をメンバー全員が把握できるよう、些細な事でも情報を共有することを大切にしています。
少し話は変わりますが、こうしてビジネスが起こるところから実際に身を置き経験できたことは、本業でのわたし自身の働き方にも、少なからず変化をもたらしてくれたと感じています。
新卒から百十数年も続いてきた会社にジョインし仕事をしてきた私にとっては、これまで先輩方が事業を大きく成長させ、目に見えないものも含めて財産として繋いできてくれた結果、今の会社がありビジネスができているということは、中にいるだけでは気づけなかったかもしれません。それと同時に、組織内外において自分自身がどう動き貢献できるのか？に目を向ける機会にもなりました。
これは昨年11月に浦幌ワークキャンプメンバーが開催したイベント「福(副)業で地方創生シンポジウム」でも話題に上がった内容です。“福業”で地方創生シンポジウム【副業×地方創生】東京の企業人が十勝の浦幌町で1年間通いながら地方創生をしたら皆で会社を作ったりとてもワクワクしたのでそのfuku-gyou.peatix.com
副業をはじめとする地域に関わる活動経験が、20代にとって先ほど述べたような成長機会となる可能性があることに加えて、企業に長年勤め次のステップを考える段階の40代にとっても、自己実現やこれまで培ってきた力で地域に貢献できる場となるため、今後より求められるようになるのでは。という話が上がり、シンポジウム参加者の方々からも多数共感の声が寄せられていました。
離れた土地で顔を合わさず仕事を進める
北海道の林業会社をやっていますと話すと「じゃあよく北海道に行くの？」と聞かれることが多いのですが、じつはBATONPLUSの仕事ではほとんど現地に行っておりません！笑
コミュニケーションは主にSlack、業務は各々が本業外の時間で進めながら、週に1度のオンライン定例会議で進捗共有をしたり相談事項について話し合ったり雑談をしたりしているので、9割以上オンラインでのコミュニケーションですね。
今後ワークショップ等のリアルイベントに参加するタイミングになれば、北海道で全員顔を合わせることになりそうです。（アフターコロナの働き方としては少し先取りしているかも…？）
以上、離れた土地で全員が副業として関わるスタートアップ企業の働き方についてお伝えさせていただきました。
これからますます”働くこと”についての価値観が見直され、生き方･働き方が多様になっていく中で、「都会に住み企業で働きながら地域に関わる・複業をする」選択をとる人も増えるのではないかと思います。
その事例の一つとして、私たちの働き方にもこれからも注目いただけると嬉しいです。
それでは今日はこのへんで。
来週から連休明けが本格的にスタートしますね。
素敵な週末をお過ごしください。